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入試案内

令和7年度 プラズマ・核融合基礎学分野 学生募集について

 プラズマ・核融合基礎学分野では、核融合プラズマや光量子プラズマ、宇宙プラズマを対象とした理論、およびシミュレーション分野での研究を希望する大学院生(令和7年度入学)を募集します。
 下記の日程で説明会が実施されます。 同分野に関する質問等も受付けますので参加下さい。 なお応募にあたっては、別途、研究室訪問を推奨します。

第一回選抜入学試験説明会

令和6年4月27日(土) 13:30-16:30 京都大学  百周年時計台記念館 2階 国際交流ホール III
令和6年5月25日(土) 13:30-15:30 Zoomによるオンライン開催
 

第二回選抜入学試験説明会

令和6年8月31日(土) 13:30-16:30 京都大学  百周年時計台記念館 2階 国際交流ホール III 

詳細は、基礎専攻入試案内を参照下さい。

プラズマ・核融合基礎学分野 受験に関する相談・質問、研究室訪問等の問い合わせ

石澤 明宏 [教授]  ishizawa (at) energy.kyoto-u.ac.jp

今寺 賢志 [准教授]  imadera.kenji.7z(at)kyoto-u.ac.jp
TEL:0774-38-4433

松井 隆太郎 [助教]  matsui.ryutaro.8r(at)kyoto-u.ac.jp
TEL:0774-38-4432

研究内容

 宇宙で最も普遍的な物質状態である”プラズマ”は、高い自由度を有する荷電粒子多体系です。このプラズマが創出する複雑現象の探求は、カーボンニュートラルなエネルギー源として期待されている核融合や、宇宙・天体物理の進展に重要な役割を果たします。
 私たちは、スーパーコンピュータによる数値シミュレーションや理論物理を用いて、核融合エネルギーを目指した世界最先端のプラズマ研究を行っています。新入生は、物理数学、力学、電磁気学などで学んだ知識を活かして、プラズマ物理の勉強を進めつつ、下記のテーマを軸に研究を行います。詳細については「研究内容」のページをご覧下さい。

研究課題

1. 核融合プラズマの乱流および自発的秩序形成の理論・数値シミュレーション
2. 核融合燃焼プラズマの閉じ込めに関する理論・数値シミュレーション
3. 核融合および宇宙プラズマの電磁流体(MHD)現象の理論・数値シミュレーション
4. データ駆動科学による数理モデリング / レーザー生成プラズマの実験・数値シミュレーション

教育方針

 各自の研究課題に関連した理論やプログラミングの勉強を行った後、スーパーコンピュータなどの学内外の施設を活用し、学生が主体的に研究を行います。配属後にプラズマ物理の教科書の輪読を行いますので、現時点でプラズマの知識がなくても学びながら研究を進められます。研究の進捗は定期的に研究室ゼミで報告するとともに、得られた成果は国内・国際学会で積極的に発表します。
 「核融合エネルギー」、「宇宙」、「レーザー」、「プラズマ」などの物理、あるいは研究手段である「理論物理学」や「プログラミング」のキーワードに関心がある学生は是非検討下さい。

学部習得分野

数学、電磁気学、量子力学、熱・統計力学
当研究室を志望する場合は大学院入試において物理系科目を選択してください。

募集人数

修士課程:4名程度(各研究課題1名程度)
博士課程:若干名(他大学からの博士課程入学も歓迎します)

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